安納芋の見分け方
表面に色むらがなく、滑らかで、ふっくらとしているものを選びましょう。
安納芋は、熟成後に生の状態でも蜜が出てきます。切り口の黄味が強く、
切り口から蜜が出ているものがおすすめです。
栄養と効能
さつまいもはエネルギー源として優秀で、主食にもできる野菜の一つです。
また、でんぷんが豊富で、加熱してもビタミンCが損失しにくいという特性があります。
ビタミンCは、主にコラーゲンの形成を促し、タンパク質は肌をつくる働きがあるため、美肌効果が期待できると言われています。
また、腸の働きを活発にするヤラピンや、ジャガイモの約2倍も含まれている食物繊維がお腹の調子を整えてくれます。また、がん予防に効果があると言われている脂溶性のビタミンEが含まれています。
安納芋の収穫時期と食べ頃
春から初夏にかけて植え付けを行い、収穫は9月頃から行います。安納芋は、長期熟成をすることででんぷんが糖に変わっていきます。
そのため、出荷時期は10月〜1月頃が一般的です。
安納芋は、しばらく貯蔵してデンプンを糖質に変化させてから出荷されるものもあり、収穫時より甘い状態で販売されるようになっています。
おすすめの食べ合わせ
免疫力を高めるビタミンCと、免疫抗体の原料となるたんぱく質は相性が抜群です。タンパク質と共に摂るのがおススメです。
天ぷらやかき揚げ、コロッケなどの揚げ物や、サラダなどもおすすめです。
甘さのわけは?
安納芋の甘さの秘密は、ショ糖というブドウ糖と果糖が合体した二糖類。これは普段、料理に使う砂糖の主成分と同じです。
安納芋はこれが一般的なサツマイモの2倍ほど含まれているため甘いと言われています。
しっとり・ねっとりとした食感は、オクラなどに含まれる多糖類を多く含んでいるからといわれています。
安納芋の産地は、鹿児島県の種子島です。
安納芋の名産地である種子島は鹿児島県南部にある島で、南北に細長い地形をしています。
安納芋が定植される以前の1600年代には、琉球(現在の沖縄県)からサツマイモを譲り受けて定植・栽培に成功しました。
篤農家の努力だけでなく、海が近くミネラル分が多い土壌で、通気性・排水性に富んでいたことも、
サツマイモの栽培が成功した要因と考えられています。
島の気候は亜熱帯性で、冬でも温暖な気候といわれています。現在は宇宙センターもあり、宇宙開発の重要な拠点です。
安納芋の品種と由来
種子島は、さつまいもが琉球から伝来してから310年の歴史ある島です。太平洋戦争後,戦地から兵隊さんが持ち帰ったお芋の苗をこの島の安納地区で栽培されたのが「安納いも」の始まりと言われています。
平成10年度には在来種から選抜された「安納紅」,「安納こがね」が品種登録されています。
「安納紅」は一般的に広く知られているもので、皮の色が褐色がかった紅色をしており、中は黄色です。
もう一つは「安納こがね」。皮の色が薄い黄褐色で、一般的なジャガイモに似た色をしており、中はオレンジ色です.
安納芋の栽培
安納芋は1つのツルに付いている実が少なく、傷みやすくて栽培が難しいといわれています。
その外皮は薄く、少しでもぶつかったり引っかかれたりすると剥がれてしまいます。
安納芋の機能性
お芋の切り口から出る白い粘液はヤラピンという成分です。緩下作用があり、さつまいもに含まれる食物繊維との相乗効果で便秘の解消になるといわれます。
デンプンの粘化作用で加熱後でもビタミンCの効果が期待できますが、調理の過程で水にさらすとビタミンCは流出するので、注意が必要です。特にあく抜きが必要無い場合は2分〜3分程度水にさらす程度がおすすめです。
また、お芋類は長く水にさらすと、細胞膜のペクチンと水中の無機イオンとが結びつき、水を通さない物質になります。この状態になったものを煮ても柔らかくならない可能性があるので、水さらしの時間は10分とどめるほうが良いと言われています。
安納芋は、ゆっくり加熱することで、でんぷんを糖に変える酵素が活性化して、でんぷんの糖化が進み、麦芽糖になります。麦芽糖はブドウ糖が2つ結合した二糖類で、ショ糖ほど甘くはないとされますが、イモ全体の甘みが増します。甘みを引き出したい場合は、じっくりと蒸したり、オーブンで加熱をするのがおすすめです。
保存方法について
安納芋の保存に適した温度は13℃〜15℃です。1つずつ新聞紙にくるんで涼しい場所で保管するのがおすすめです。
10℃以下の低温では傷んでしまうため、冷蔵庫に保存すると品質が劣化したり、傷む場合がございます。
長期間保存する場合は、焼き芋にしてから(加熱調理してから)冷凍保存するのがおすすめです。
おいしい焼き芋レシピ
1.お芋を水で洗い、土を落とす。
2.キッチンペーパーをぬらして、お芋を包む。
3.その上からさらにアルミホイルで包む。
4.オーブントースターで約70分焼く。
おひさまとくだものでは、Mサイズ安納芋にアルミホイルを巻いて180℃のコンベクションオーブンで75分焼いています。
ほくほくがお好きな方は、キッチンペーパーとアルミホイルなしで焼くと、ほくほくの焼き上がりになりますよ
※サイズにより時間が異なります。お好みに合わせて焼いてください。
※串がすっと刺さるくらいに焼けたら出来上がりです。
※安納芋・紅はるかどちらも同じ方法で美味しく焼きあがります。
※オーブンや芋のサイズによって加熱時間が異なりますので、ご利用の機器に合わせて調整してください。
※電子レンジでの加熱よりも低温で焼き上げる焼き上げる方法をおすすめしています。
イベントなどの景品や商品としてもおすすめです。
安納芋は、手軽に焼くことができ、焼くだけでとても甘く美味しいため、
各種イベント(バザー、学園祭、文化祭、催事、地域イベント等)の景品や、商品としてもおすすめです。
また、イベント等でご利用いただけるよう、業務用の大容量でお得な商品もご用意しておりますので、ぜひご利用ください。
通販で全国に送料無料でお届け。自宅にいながらお取り寄せ頂けます。
種子島産 安納芋は、贈答用・ご家庭用・小さいサイズをご用意しております。
【安納芋予約開始のご案内】
予約開始:7月1日より予約受付開始致します。
【安納芋発送開始のご案内】
発送開始:10月下旬(末頃)より発送開始致します。
極早生(ごくわせ)みかんとは?
「ごくわせみかん」と呼ばれるみかんは、9〜10月頃に出荷されるみかんで、露地栽培の温州みかんの中で、最も早く収穫される温州みかんです。
収穫初期は果皮に青みが残っています。果肉がジューシーで酸味がやや強めなのが特徴。特に9月下旬〜10月初旬に収穫されるものは、甘酸っぱいのが好きな人におすすめです。
じょうのうという内側の膜(袋)が比較的薄く、食べやすいのも魅力。おもな品種に「日南1号」、「上野早生」、「宮本早生」、「岩崎早生」、「豊福早生」、「崎久保早生」、「大浦早生」、「高林早生」、「山川早生」「かごしま早生」などがあります。
品種について
クルス農園主に栽培している極早生(ごくわせ)みかんは、「かごしま早生」という品種です。
かごしま早生は、「徳森早生という品種と「アンコール」を掛け合わせたもので、鹿児島県で誕生した極早生みかんです。
10月初旬〜中旬頃に成熟するみかんで、形はやや扁平(平べったい形)で、果実の色は橙色、極早生みかんの中でも酸味がやや少なめの品種なので、食べやすく人気のある品種です。
温泉の町鹿児島県の北部に位置するクルス農園では、
地下140mから汲み上げた、天然の地下水で栽培しています。
おいしいみかんを栽培するために必要なことは多岐にわたりますが、クルス農園では、
食味と甘味にこだわった栽培に取り組んでいます。
我が子のように、時に厳しく時に優しく、手間ひまを惜しまずに育てられたみかんには、
他とは違うコクと甘みがあります。
当農園では肥料にこだわり、ラクト菌などの有機肥料を使用
することで、安心・安全なみかんの栽培に取り組んでいます。
※有機肥料も使用しておりますが、有機栽培とは異なります。
4 黒酢パワー
黒酢が体に良いことは皆さんご存知だと思いますが、
実は植物にも良いんです!
当農園では、みかんの樹の健やかな成長のために、
活力剤として黒酢を散布しています。
今から約500年前、温州みかんは鹿児島県で誕生しました。
ここ東郷町という地域は、みかんの生育にとても適しており、
みかん苗木の発祥地とも言われるほど、ゆかりの深い地域です。
その伝統は、現在まで受け継がれています。