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  BKシードレス

BKシードレスは、巨峰とマスカットベーリーAを合わせた品種で、種が出来ないとい珍しい特徴を持つ、今注目の新品種です。

甘味が強く、酸味が少ないため食べやすいのが特徴です。巨峰よりもコク深い風味をお楽しみいただけます。

おひさまとくだものでは、今注目の高まっているBKシードレスを全国送料無料にてお届けしています。

また、根強い人気の巨峰や、シャインマスカットなどとの3種食べ比べセットもご用意しております。
ご家庭用からご贈答まで幅広くご利用いただけます。


BKシードレスとは?種無し黒系のぶどうです


BK(ビーケー)シードレスは九州大学の篠栗果樹園で、1990年に「マスカットベーリーA」と「巨峰」を交配したものから選抜された品種で、2011年に品種登録されました。

「BKシードレス」は、栽培に必要な労力が少ないことから生産者に優しく、さらに、既存の品種にはない新しい食味の種なしぶどうであることから、消費者にも嬉しいぶどうの品種で、年々知名度と評価が上がっている新しいぶどうです。


BKシードレスの特徴


1990年、九州大学農学部で様々なぶどうの品種を交配して得られた種を培養した中から、「マスカットベーリーA」×「巨峰」を交配した、食味が良い種子なし果実を生産できるものを選び栽培研究されたのが、BKシードレスの始まりです。

「デラウェア」や「ピオーネ」のような、種が出来る品種のぶどうを、種無しぶどうにするためには、通常、種子なし化するため、そして粒を大きくすることを目的としたジベレリン処理という方法を2回行う必要があります。

1房に対して2回行われるジベレリン処理は、少人数で栽培管理する生産者さんにとっては膨大な時間と労力を必要とする上に、処理が上手く行かなかった時には、せっかく作業したにもかかわらず、果実に種子が含まれてしまったり、実が大きくならなかったりする事もあるのが課題でもありました。

一方、「BKシードレス」は通常の種が作られにくい三倍体品種であるため、遺伝的に種をほとんど作らない性質を持っていることから、実を大きくするためのジベレリン処理を1回実施するだけで、確実に種なしのぶどうを生産することができます。

さらに、一般的に、ぶどうの栽培過程で実施されている摘粒という作業もほぼ必要がないため、早い段階で病害虫防止のための袋掛け作業が実施できることから、農薬散布も少なくてすむという特徴を持っている育て方も大きく改善されたぶどうの品種です。


鹿児島県産BKシードレス「花だま」


真珠の最高クラス”花珠”をイメージして名付けられた『花だまぶどう』。

優しく柔らかく輝く真珠のように、ブルームの向こう側に甘く美しい輝きを

秘めているぶどう。

そして、時代を越え、世代を越えて愛されるパールのように、この町に

フルーツという素敵な宝物が、愛され受け継がれることを願ってつけた名前です。


BKシードレスの花だま黒ぶどうは、真珠の最高クラス「花珠」をイメージして命名した新しい黒ぶどうのブランドです。



旬の時期や食べごろ・収穫時期


収穫は8月中旬頃から始まり、9月いっぱいくらいまでお楽しみいただけます。
一番品質が安定するのは、8月後半頃が一番おすすめです。

鹿児島県の巨峰は7月下旬頃から収穫・出荷されますが、その分、8月下旬頃には品質が低下してきて収穫が出来なくなってしまうため、旬が短いのが特徴ですが、
BKシードレスは、比較的長くお楽しみいただけるのも特徴の1つです。
美味しいものが長く楽しめるって、とっても贅沢で嬉しいですよね。


”東郷町とぶどう”その歴史と歩み


東郷町は、みかんの町でした。

その昔、明治の時代に温州みかんの苗木研究に人生を捧げた人物が、東郷町にいました。名前は「増田勇之進」

ひたすらにみかんの苗木を研究し、繁殖・栽培の技術がなかった時代に、温州みかんを農業とすることに尽力した人物です。

その増田勇之進の活躍で、現在の薩摩川内市東郷町は、みかんの栽培が盛んになり、かつてはみかんの産地として有名な土地でした。また、温州ミカンが英語で「SATSUMA」と呼ばれていることにも一役買った人物であると言われています。

みかんの栽培に成功し、軌道に乗ってきた矢先の昭和40年代、温州みかんの価格が大暴落します。町内の生産者さんたちは、余ってしまい行き場のなくなったみかんをジュースにして、泣く泣くみんなに配ったこともあったそうです。

そんな中、東郷町にあった果樹試験場で研究が進められていた巨峰の栽培に着目し、町の新たな特産フルーツとして挑戦が始まったのが、巨峰でした。

ぶどうは、南国では栽培が難しく、今ほどノウハウのなかった昭和の時代、鹿児島県での栽培は非常に難しい果物でした。最初はなかなか上手く行かなかった巨峰の栽培でしたが、当時の生産者さんたちの懸命な努力は次第に実り、とても上質なぶどうの収穫に成功しました。

町には100件近くの農家さんが巨峰を栽培し、夏になると道路沿いにはたくさんのテントが張られ、お中元などのフルーツギフト、お盆のお供え用にぶどうを買い求めるお客さんで賑わう光景が、町の風物詩となって行きました。

町の生産者さんの努力が実り、東郷町は鹿児島県内での巨峰生産量第1位となり、「東郷ぶどう」は夏のフルーツとして皆さんに愛されて続けています。

今では、生産者さんは半分以下になり、年々変化していく気候の変化に試行錯誤しながら、1人でも多くの皆さまに喜んでもらいたい、そして町の大切なくだものを守りたいと想い、みんなで手を取り合いぶどうの栽培に取り組んでいます。

今でも毎年収穫開始の時には、鋏入れ式が行われ、地元の園児たちを招いて収穫の成功を願う行事が行われています。

毎年、鹿児島県のぶどうの収穫開始の時期には毎年行事が開かれますぶどう棚の下で収穫開始を祝うテープカットが行われます



ぶどうの収穫には地元の子供達も参加。毎年、地元の鹿児島県薩摩川内市の子どもたちによってぶどう狩りも体験してもらいます。

近年、新品種の人気が高まり、巨峰の栽培は減少傾向にありますが、今でも根強い人気のある、”昔ながらの巨峰”を、毎日真心こめて栽培しています。



また、新たな取り組みとして、巨峰系の新品種である、「花だま黒ぶどう(BKシードレス)」の栽培も始まり、徐々にお喜びの声もいただいています。

全国的に人気のシャインマスカットや珍しいピンク系の品種「クィーンニーナ」も人気の品種です。



鹿児島県は、決してぶどうの産地ではありません。ですが、東郷町という町は、温州みかんとぶどうと共に歩んできた町でもあります。

年々厳しくなる気候と闘い、町内消費の減少とも闘いながら、それでもなお、夏の風物詩である、”ぶどうのある町”の風景を守って行きたいと願う生産者さんと共に、1人でも多くの方に、”東郷ぶどう”をお届けしたいと想い、通信販売を始めたのが、”おひさまとくだもの”の誕生のきっかけでもあります。


鹿児島ぶどうの新ブランド「花だまぶどう」は、私たちの商標です


私たちは、この町で実るぶどう、鹿児島に受け継がれるぶどうが、次の世代、そしてまた次の世代の明るい希望になり、1人でも多くの皆さんとの懸け橋になることを願い、2020年3月、「花だまぶどう」として商標登録しました。

これまでと変わらず、ただひたすらに美味しいブドウ栽培に精進しつつ、鹿児島県のぶどうがたくさんの皆さまの笑顔に繋がることを願いながら、お届けします。

真珠の花珠のような最高級のぶどうにしたい!BKシードレスに花だまぶどうと名付け、商標登録をしました。


ぶどうの各品種の主な旬の時期。収穫の年によっては、前後します。


種無し巨峰:7月下旬ごろ〜(8月初旬で終わる場合もあります)
巨峰(種あり):7月末〜8月下旬ごろ
●安芸クィーン・クイーンニーナ:7月下旬〜8月末ごろ
シャインマスカット:8月初旬ごろ〜8月末ごろ(人気商品のため、なくなり次第終了です)
花だま黒ぶどう(BKシードレス):8月中旬〜9月中旬ごろ

ぶどうの3色食べ比べセット(シャインマスカット・クイーンニーナまたは安芸クイーン・巨峰またはBKシードレス)は、8月初旬ごろから、すべての品種の収穫タイミングが合う時期に発送致します。

2商品