日常。

おひさまとくだものと、こもれびの暮らし

太陽の光を浴びて育つみかんの木の足下には、必ずこもれびがあります。そこにあるのは、光と影。どちらもあるからこそ、その光景はとても優しい。良い時もあればそうじゃない時もあるのが自然の産物。それは人間にも言えること。ありのままでいい。暮らしの日常を木漏れ日のように暖かく、朗らかに、自然のままに。

毎日毎日、同じような献立にうんざりしながら、今日も朝から考えるのは、夕飯のこと。

あれは一昨日作った、あれは4日前に作ったと、自分のレパートリーの無さに絶望しながら、なんとか今日の献立を捻り出す。
よし、今日はこれで行こう。

そう心に決めた瞬間、響くのは、、、

“それ、今日の給食だったよ”

の無情な現実。

仕方なく、AプランをBプランに変更する。
Aプランよりもずいぶん手間のかかるものになってしまった。でも、みんなの大事な夕飯なんだ、頑張ろう!
そう自分を奮い立たせてキッチンに立つ。
調理中に何度も襲いかかる挫折。
道のりが長すぎる。いったいいつになったら、あの景色が見られるのか?
途方に暮れながら、ひたすら調理を進める。

出来た‼️

歓喜に沸いた瞬間、
その時は訪れる。

出来上がったその瞬間から、跡形もなく消えてゆく、料理たち。。

まぁいい。食べてもらうために作ったのだ。それは、嬉しいことじゃないか!
そう思い直しながら、調理器具を洗浄する。

ふーっ。

やっと鍋まで片付いた!
今日もお疲れ、自分(^-^)

と、思った、その時だった!

食べ終わった後の大量の食器が運ばれてくる惨状が目の前に広がる。。。

その光景を目の当たりにした私は、、、

そっと、、、

キッチンのドアを閉めるのであった。

生きている限り、終わりはない。
終わらなく続いて行くことは、きっと良いことなんだ。。。
例えそれが、汚れた茶碗の洗い物であっても。

明日、今日と同じように普通の朝を迎えることができたら、私は、まずその茶碗を洗うことにしようと思う。
※いや、今日すぐ洗えよ(笑)

明日の夕飯何にしようかな(笑)

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